小学生の頃、私も怪しげな大人に狙われたことが2回あります。
その1 小2の頃
当時住んでいた家は、目の前が大きな公園でした。毎日近所の友達とその公園で遊んでいたわけですが、ある日、公園沿いの道路に白い業務用バンのような車が停まっていました。
はじめは別に気にもしてなかったのですが、友達が異変に気づき、
「ちょっとちょっと、あの人見て!」と指差しました。
見ると20代から30代くらいのサラリーマン風のスーツの男性がズボンを下ろ・・・・(ご想像通り)!!!
その時は友達と大笑いして気にせず遊んでいたのですが、ふと見ると、その男性が別の公園入口から、その状態でこちらに向かって歩いてきているではありませんか!
さすがに危険を感じ、友達と私の家に逃げこみました。しかし、私の家は公園の目の前です・・・今考えたら、家を教えているのと同じですよね。
その男性はしばらく公園の周りを車でぐるぐる回っていましたが、そのうちにいなくなりました。
私はその日習い事があったので、仕事に出ていた母に電話し、その事を伝えたのですが、「そんなの気にしないで行きなさい!」と言われ、自転車で習い事に行きました。無事でした。よかったです。
その2 小5の頃
当時我が家では犬を飼っていて、その散歩は私と兄が交代でする決まりでした。学校から帰り、いつものように散歩していると、進行方向から大きい黒い箱型の車が走ってきました。私は邪魔にならないように田んぼのあぜ道に入って通り過ぎるのを待っていたのですが、その車が私の横に停まり、窓を開けました。乗っていたのは、ひげ面に薄い色のサングラスをした50代くらいの男性です。手招きされたので、道を聞かれるんだと思い近づくと、なにか黒くて大きい機材を助手席から取り出し、
「これなんだかわかる?」
と言われました。
「いいえ」
と言うと、
「これ、カメラ。撮ってあげるから一緒においでーや」
と言われました!さすがに5年生にもなれば、これはヤバいやつ!とわかりました。「いいです!」と言って、その車の進行方向と逆方向に走りました。
振り向くと、車はちょっと先まで行って車を方向転換しようとしています。
(追ってくる!)
そう思い、人しか通れない裏道を猛ダッシュで走り、家に帰りました。
母にそのことを言いましたが、「そっち方面に行かなければいいじゃない」と言われました。
今考えると・・・
うちの母、相当適当じゃないですか?笑
でも昔って、子供は子供だけでずいぶん遠くまで遊びに行ったり、一人でも外で虫を取って遊んだりしてましたよね?どこの親もわりとほったらかしだった気がします。今は昔より連れ去りが多いのでしょうか?親は心配ですよね。
でもあの時、無理やり車に連れ込まれていたら・・・と思うとゾッとします。
あ、うちの犬、飼い主が転んだら「よし!今だ!」とばかりにガンガン引っ張る様な薄情者ですので、もしそうなったら喜んで遊びほうけると思います。